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<<   作成日時 : 2008/03/12 10:02   >>

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 出張で横浜に宿泊中の をのこ です。皆さん、如何お過ごしでしょうか?とは言いつつも、実際の仕事は鎌倉市大船ですが…大船駅前にはチョットお高いホテルメッツしかないんで、横浜に宿泊中です。
 横浜に来る前は何故か正反対の方向の千葉にいました。と言うのも、青春18きっぷを使って「ムーンライトながら」で上京したんで、折角だからもう少し18きっぷを使おうかなぁ、という事に。
 「ムーンライトながら」は東京駅5:05着。そこから5:21発の君津行きに乗って千葉駅へ。千葉駅6:00着で、6:03発の成田線経由の銚子行きに乗車。そこから延々と終点の銚子駅まで乗り通しました。銚子駅8:05着と、千葉駅からほぼ2時間かかりました。これは朝の本数が多い時間帯を走るせいで、成田駅や佐原駅で待ち合わせの時間がかなりあったためです。列車は高崎線から転入してきた211系3000番台5両編成でしたが、8割方高校生で、しかも立ち客はそんなにいない状態、乗車率は50〜60%とちょっと寂しいものでした。中には松岸駅で総武本線成東方面へ乗り換えて、「ゝ」字型に通う高校生も見受けられます。
 そして銚子駅前にあるマクドナルドで朝マック。駅前は朝8時にしては閑散としていて、人口減の銚子市の様子を反映している感じがしました。これは、利根川の対岸の神栖市や鹿嶋市のに工場が多くて、そちらに人口や地域の中心が移っているからと言われています。
 朝マックも終わって、ただ銚子に来ただけ無い をのこ。銚子に来たからにはやはり銚子電鉄(以下、銚電)に乗ってみなくては!という事で、午前中一杯、銚電を乗り回していました。

桃鉄塗色の1001号
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オリジナル塗色の801号
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 まず銚電のホームはJR2・3番線の東側にあります。JRとも線路が繋がっていて乗り入れも可能そうに見えますが、架線の電圧が違うので乗り入れることは現状では出来ません。そして8:50にやって来たのは桃鉄塗色の1001号とオリジナル塗色の801号の併結。どうやら朝の通学輸送用みたいです。因みに、銚電の列車は統括制御ができません!どういう事かと言うと、統括制御とは、一般的な車両のように、先頭車両の加減速の指令が全ての車両に行き渡って制御する事で、それができないという事は、各々の車両で運転士が就いて、同じように加減速をしなくてはならないのです。すげぇ。神業だ。
 そしてこの2両編成は8:54に出発。次の仲ノ町で後ろの1001号は切り離して、単行(1両編成)で運行していきます。をのこ は車内にて「弧廻り手形」という1日フリー切符を購入。往復分の値段(620円)で1日フリーなんで、どこかで1回降りて往復すれば元が取れる切符です。見学していると結構この切符を片手に持って歩いている人を見かけました。
 それにしても801号は凄い。何しろ1950年製造で半世紀以上経っている!そして床が木!先日乗った島原鉄道のキハ20系でも木の床なんて事なかったのに。
 をのこ は本銚子駅にて下車。この駅は東に跨線橋があって、そこが撮影ポイントになっているためです。をのこ も次の笠上黒生(かさがみくろはえ)駅で行き違いをした銚子行きの列車を撮影。

弧廻り手形(1日フリー乗車券)
右下が欠けているのは、ぬれ煎餅の引換券を使ったから
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本銚子駅
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本銚子駅に停車中の1002号
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 この1002号が更に銚子駅で折り返して外川行きになった列車に乗車。この列車には団体観光客が乗っていて、ちょっとしたラッシュ状態になっていました。この団体客は外川(とがわ)駅まで行かずに一つ手前の犬吠駅で下車していきました。
 先程の1001号と1002号は元々地下鉄銀座線で使っていた車両を改造したものです。1001号は前述のように「桃太郎電鉄」のカラーリングになっていて、座席のモケットも登場人物が描かれていたりします。1002号は「鉄子の旅」の菊池直江さんが考えたカラーリングで、車内の広告なども「鉄子の旅」仕様になっています。
 そして終点の外川駅に到着。ホームは片面しかなく、到着した列車が2〜4分程度で慌しく折り返していきます。機回し線が1本ありますが、これはトロッコ列車を運行した際、機関車を交換するためにあるものです。鄙びた感がプンプン漂う駅ですが、徒歩5分位の所には外川漁港があります。

終点 外川駅
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 をのこ は10:02発の801号で隣の犬吠駅へ。この駅が不思議で、さっきの外川駅は鄙びた感一杯の駅だったのに、ココは一転、ヨーロピアン調になっています。でも駅の周囲はキャベツ畑なんだけど…その事にツッコミを入れないのも大人の態度かと…

ちょっと(?)銚子の街にそぐわない犬吠駅駅舎
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犬吠駅舎と銚電とキャベツ畑
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駅すぐ近くの寿司屋「島武」
5年ほど前に食べに行った記憶がある。旨かったしネタがデカかった
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 犬吠駅では銚子名物「ぬれ煎餅」が売ってます。弧廻り手形を持っていると1枚貰えます。この「ぬれ煎餅」が、銚電の赤字分を全て吸収するぐらいの売り上げがあるという、世にも珍しい会社です。去年の冬、社長が横領した関係で運転資金不足が生じ、車両の法定検査を出来ない事が公式HPで発表された。「電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。」という叫びに2chなどの掲示板で話題となって、「ぬれ煎餅」の購入が殺到したという伝説があります。あまりの反響に、現在はインターネット販売は行っていないんだとか。をのこ も土産用に一袋購入。
 犬吠駅10:30発の列車に乗って、今度は西海鹿島(にしあしかじま)駅で下車。隣の笠上黒生駅まで歩いてみる事に。やはりキャベツ畑が広がる。

やはりキャベツ畑と銚電
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 10分くらい歩いて笠上黒生駅へ。住宅地の路地裏のような道から入るんで、看板が無かったら分からなかったかも。この駅は有人駅でもあります。この駅で普通乗車券を買うと硬券を手渡されます、萌えぇ〜。
 そして銚電で唯一の交換可能駅。日中の全列車はこの駅で交換を行います。そして信号機で制御せず、未だにタブレットを交換する様子も見てとれます。まぁ確かに、2列車しか必要ないからタブレットでも十分か。駅のホームには「桃鉄」のビンボー神の石像が…

笠上黒生駅舎
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通票(タブレット)の表示とビンボー神の石像
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801号と1002号
タブレットを受け渡しするため、運転席同士が隣り合うように停車
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「硬券」萌えぇ〜
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 笠上黒生10:04発の列車に乗って一気に銚子駅まで。まだJRの列車まで時間があったんで、再び折り返して観音駅まで逝きました。この駅では、やはり副業の「鯛焼き」を売っているんで、これも買ってJR車内で食べてました。観音駅もまた、犬吠駅のようにヨーロピアン調の不思議な駅です。なんだか駅名と建物がそぐわない気がしますが、これもツッコミを入れないのが大人の態度というものでしょう。

観音駅
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 そして観音11:32発の列車に乗って銚子駅へ。銚子駅では11:58発の総武本線東京行き(成東駅まで普通列車、そこから先は特急列車になるという変り種)に接続します。銚電、予想外に良かったです。ローカル線って列車本数が少なくて乗り回しには向いてないんですが、銚電は日中でも30分前後の間隔で走っているので、チョット周囲を散策しながら歩いていると、すぐに次の列車がやって来るので便利です。とりあえず危機は脱しましたが、まだまだ観光客頼りという感が強いのが気になります。もう少し東京から銚子までのアクセスが良ければ、大変身するかもしれません。

銚電の銚子駅ホーム
(風車が有名だったが、破損のため撤去されてしまった!)
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